石五郎のライフスタイル

アクセスカウンタ

zoom RSS すべてはビートルズから始まったワケではない

<<   作成日時 : 2015/02/23 13:00   >>

ナイス ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 7

ビートルズを中心にロックの歴史をたどるというのが「定番」とすれば、20世紀初頭からのアメリカとイギリスを交互に俯瞰しながら語るこの本は、ボクの定番常識を気持よく壊してくれました。

中山康樹著「ロックの歴史」(講談社現代新書」

ロックの歴史 (講談社現代新書)
講談社
中山 康樹

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ロックの歴史 (講談社現代新書) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



ロックンロールという呼び名はクリーブランドでディスク・ジョッキーをしていたアラン・フリードという人が命名した
1951年頃のこと
彼は、黒人歌手トリキシー・スミスのこの曲から思いついたという

Trixie smith - My Daddy Rocks Me (With One Steady Roll) 1938


ロックン・ロールの原点といわれるRock Around The Clock
これが1955年のヒット
Bill Haley & His Comets - Rock Around The Clock (1955) HD


プレスリーが1956年
Elvis Presley - Heartbreak Hotel


この頃イギリスは誰でも手軽にできるというスキッフルがブームだった
ご存じビートルズの前身クオリーメンもスキッフル・グループだった

エルビスのイギリス版ともいわれるクリフ・リチャードのデビューが1958年
Cliff Richard - Move it


「クリフ・リチャード&シャドウズが出てくるまでイギリスには聴くべきものがなかった」(ジョン・レノン)

ビートルズのデビューが1962年
1964年にアメリカ上陸


話は少しさかのぼり1958年
ロンドンにマーキー(Marquee)というジャズ・クラブが開店する

同じく1958年マディー・ウォーターズのロンドン公演
彼の弾くエレキ・ギターのブルースは衝撃だった

ジミー・ヘンドリックスはマディー・ウォーターズのレコードを始めて聴いた時
「ウワー、なんだ、これは?すごいなー!」(P.115)
と言ったという

ブルース・インコーポレイテッドがマーキーを拠点とするようになり
後のローリング・ストーンズやクリームのメンバー達が集まる
Alexis Korner's Blues Incorporated - Hoochie Coochie Man


1963年ローリング・ストーンズのデビュー

1964年ストーンズがブルース・ナンバーをカバー
The Rolling Stones Play Little Red Rooster 1964

これがイギリスのヒットチャートで初めて首位になったブルースとなった

ブルースあるいはブラック・ミュージックの流れが
ヤードバーズ、レッド・ツェッペリンへと続く系譜となる


さてブリティッシュ・インヴェイジョンに対する
アメリカの回答はフォーク・ロックだった

バーズの「ミスター・タンブリン・マン」1965年
The Byrds - Mr. Tambourine Man

この曲が全米1位になった翌月
ニューポート・フォーク・フェスティバルで
ボブ・ディランがエレキ・ギターを携えて歌った
Like A Rolling Stoneはブーイングの嵐に見舞われた

1966年デビュー前のジミー・ヘンドリックスがイギリス上陸
衝撃を与える
8か月のイギリス滞在の最後のライブで
ジミヘンは3日前に発売されたばかりの
ビートルズのSgt. Peppersのタイトル曲を演奏した
偶然にもポールとジョージがそのライブを見に来ていた
というエピソードが面白い
Jimi hendrix - Sgt Peppers


アメリカの最終回答はジミヘンではなくザ・バンドだった

ディランのバックバンドのメンバーたちが
ディランと同じくウッドストックの片田舎に居を構え
ディランと好き放題にセッションを繰り返し
ディラン抜きで作り上げたファースト・アルバムが
「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」

1968年7月アメリカで発売されたこのアルバムは
ブリティッシュ・ロックに地殻変動をもたらした

ピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズをして
「ビートルズのサージャント・ペパーズ・ロンリ―・ハーツ・クラブ・バンド」以後のロックの歴史において最も影響力をもったレコードだった。私はあのレコードによって大きく返られた。そしてピンク・フロイドは、さらに深い表現を目指すようになった」(P.196)
と言わしめた

ロビー・ロバートソンがリヴォン・ヘルムのために書いた
The Weightがシングル・カットされヒットした
The Band, The Weight



ディランは1967年末にジョン・ウェズリー・ハーディングで
Sgt. Peppersに象徴される極彩色の世界観を否定した

それに対しMusic From Big Pinkは否定ではなく
その延長線上にあるものを提示したのだという

レッド・ツェッペリンの登場でブリティッシュロックは
激動の年を迎える(1969年)

レオン・ラッセル人脈から
デラニー&ボニー、デレク&ドミノス
そして国境や人種を超えた統合の時代へと進む・・・

とまあ、斜め読みすればこうゆうことかなあ


一休み 作詞:石五郎

目に見える荷物見えない荷物
めずらしい荷物ありふれた荷物
新しい荷物もたくさんあるけれど
ひとつ残らずかけがえのない荷物

取り違えちゃなんねえ
取り換えはきかねえ
取り戻したいんなら
あああ一休みしようぜ

やりきれない時やりとげた時
落ち込んでる時落ち着いた時
とっちにしたってずっと続くワケじゃない
美しい夢にうなされることもある

取り違えちゃなんねえ
取り換えはきかねえ
取り戻したいんなら
あああ一休みしようぜ

悲しくて悔しくて涙が止まらない
笑い転げて涙が止まらない
どっちの涙も何故か同じ味がする
涙の気持は何故かよくわからない

取り違えちゃなんねえ
取り換えはきかねえ
取り戻したいんなら
あああ一休みしようぜ


取り違えちゃなんねえソコんとこだけは
取り換えはきかねえコイツだけは
取り戻したいんならじっくり考えよう
一休みしてからでも決して遅くはないから

取り違えちゃなんねえ
取り換えはきかねえ
取り戻したいんなら
あああ一休みしようぜ

ishiNo42

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
ナイス ナイス
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
めったに見なくなった本棚に埋もれているシンコー・ミュージックの黄色くなった「ミュージック・ライフ」の中の1965年ML人気投票によると、我が日本では・・・

<参考>
:ロック革命時代(1965〜1969)シンコー・ミュージック
:ラヴ・ジェネレーション 1966〜1979(日本ロック&フォーク大全)音楽の友社
:ベストセレクション '70s 新譜ジャーナル
:モダンジャズ黄金時代 1947〜1970 シンコー・ミュージック
上から、キングストン・トリオ、フォア・シーズンズ、ビーチ・ボーイズ、PPM,ブラフォー、プラッターズ、デーブ・クラーク・ファイブ、ベルベッツ、ポール&ポーラと10位までが明らかにシングルヒットの一発屋さんとアメリカン・フォーク・リバイバルのバンドですね。

「インストバンド」のカテゴリーがあって(笑)、一位がアストロノーツ(元祖デケデケ…)で二位がベンチャーズ、シャドーズ、4位がなんと!ベルト・ケンプフェルト楽団、5位がビリー・ボーン楽団、サッチモや二ニ・ロッソ、グレン・ミラー楽団などです。

男性歌手は、エルビス、クリフ・リチャード、ジョニー・ティロットソン、パット・ブーン、レイ・チャールズ、ナット・キング・コールなど。
女性は、コニー・フランシス、ブレンダ・リー、ペギー・マーチ、レスリー・ゴーア、ジリオラ・チンクエッティ、エラ・フィッツジェラルド、など。

すいません、続きます・・・
唄バカきよかん
2015/02/23 14:52
ところがわずか4年後、1969年になると、まさに日本もロックの時代に突入です。
ビートルズ以下の石さんが書いているロックスターたちです。
インストでは、ベンチャーズなどが無くなり、ジョージ・ハリスンが一位!!!で E.C.、キース・リチャード、ジミヘン、チャーリー・ワッツ、ジェフ・ベックなどロック・ギタリストが続々です。

当時の日本の一般の(若い)音楽ファンは、ラジオのシングルヒットしか洋楽を聞くことが出来なかった時代です。
クソ高いLPを買い、関東でFENを聞いているごく一部のインテリさんや大学生(坊ちゃん嬢ちゃん系お金持ち)たちが、60年代後半に先進的な音楽としての「広範な洋楽+ロック」を日本に紹介する事になったのではないかと・・・

僕ら田舎の若者は、まさにこの活字媒体と深夜放送に導かれてはるばる10時間かけて寝袋を担いで東京にコンサートを聞きに行ったのですね!

ネットでは知り得ない熱いままの音楽が、当時の活字の中に込められていて、酸化して茶色になった50年前の本たちが、いまだに処分できないままに本棚の奥で地熱を隠して隠れています。
唄バカきよかん
2015/02/23 14:55
きよかんさん、貴重な資料ですね〜
黄色くなった音楽雑誌たちがなんだかその頃の自分のようでもあり、地熱感じますね〜。
ボクは毎週日曜日のシャボン玉ホリデーでポップスの洗礼を受けたようなもので、歌謡曲主体のロッテ歌のアルバムよりも
オシャレな感じがしました。
自分でレコードを買うようになったのは多分70年前後だったので1965年のミュージック・ライフって想像もつかないです。
ビートルズの曲をスリー・ファンキーズが歌ってたのを見たのが中学1年の頃、高校時代は和製フォークソングに取りつかれてました。高2くらいの時にヘイジュードとレボリューションの
シングルを聴いてぶったまげて、そのあとサージャントペパーズとアビーロードを買ってのめり込んだのでリアルタイムというよりはちょっと遅れて体験していったんです。
やっぱりあの頃は熱かったですね。
石五郎
2015/02/24 00:30
貴重な映像や記事、ありがとうございました。
本当にあの頃は凄かった。
今の若い人達でも、当時の音楽を愛好している人達もいるようですね。

ところでティナのダンナだった故アイク ターナー曰く、「オイラが最初にロックンロールをやった」そうです。
ヤス
2015/02/24 08:49
中山康樹さん
今年の1月28日に永眠
残念です。
シンパシーを感じる
音楽評論家でした
同年齢だからかな…
合掌!
H
2015/02/24 09:29
ヤスさん、あの頃が今も続いているような気がします、時々。

アイクターナー説面白いですね〜
調べて見ました。Rocket88という曲を
1951年にヒットさせてるんですね。
聴いてみました。ブギウギのリズムで
確かにロックンロールっぽいです。
石五郎
2015/02/24 12:29
Hさん、いつもお借りして楽しく読んでました。
「ビートルズの謎」「ビートルズとボブ・ディラン」そして「ロックの歴史」
ついブログのネタにしたくなる内容でした。
ご冥福をお祈りします。
石五郎
2015/02/24 12:43

コメントする help

ニックネーム
本 文
猫壁紙.com

おきてがみ
by blog-parts fab.
英語名言

実際に使ってみた!

 

お勧め商品の関連記事

【アマゾン】

【楽天】

すべてはビートルズから始まったワケではない 石五郎のライフスタイル/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる